ROCK ’N’ ROLL BOMBERTMENT


まえから観たいと想っていた“風立ちぬ”(映画)を観てきました。
宮崎駿監督はいつでも、観たひとの気持ちに寄り添って、生きる希望を塗ろうとする気持ちを持っていらっしゃるのを感じるけれど、この映画にも、いままでの作品と同じようにそれが貫かれているって感じました。*(*v_v*)*
(といいながら、宮崎さんが創りたいものがぎゅうぎゅうつめこまれていて、そして監督ご自身のこころが削られてスパイスのようにピリリと効いている映画だと想いました☆)
日本の田園風景のバックに、どうしてこんなにイタリアっぽい音楽が流れているんだろう??と想ったら、たぶんイタリアのある人物の夢と繋がっているから(だろうと想う☆)・・・だったり(♥ここから先は内容がぽろぽろわかっちゃうかもしれませんので、知りたくないッ!!っていうお方はお読みにならないでくださいね☆)涙の描きかたがなんて綺麗なんだろう・・・とか、ドイツの飛行機の格納庫が開くところはギガント???って想っていたし、落ちた飛行機が格納庫によこたわっている姿なんて、まるで“ラピュタ”のロボット兵みたいだったし(マニアでごめんなさい☆)・・・そしてこの映画も、難解といわれた“ハウルの動く城”と似ているところがあって、宮崎さんが尊敬していらっしゃる小説家・堀田善衞さんの影響をすごく受けているんだろうな・・・ってすぅーっと感じながら観ていました。堀田善衞さんが著書(空の空なればこそ)のなかで引用している旧約聖書の言葉 “凡て汝の手に堪ることは力をつくしてこれを為せ” がこの映画に流れているものととっても似ているような気がしたんです。。。
映画の中の主人公・堀越二郎さんは、まわりの状況が深刻でもシニカルでも、誰が何かをいってもほとんど意に介さず飄々と綺麗なひとで、以前宮崎さんが“ドキュメンタリーを見ていたときに現れた、災害で全壊してしまった自分の家のまえでこんなになっちゃったよ!と笑っているおじさん、僕はそういう人が好きなんです”って仰っていたような、そういうかけらみたいなものを感じて。それはわたしが“ハウルの動く城”から教わったことでもあって(ハウルでは、たとえ周りが戦争をしていようと、まず自分たちはしあわせな気持ちを大切にしながら生きていいんだっていうようなこと☆)。矢野顕子さんが聖書を生きていくための実用書って仰っていたのと同じように、わたしにとって生きてゆくための教科書になってくれるような映画でした☆
そしてこの映画も、観たそのひとのこころのなかを映す鏡みたいな映画だと想いました。どんな感想がでてくるかで、そのひとのなかに何がつまっているのかがそのままわかる・・・みたいな感じ☆
第6感とか虫の知らせみたいなものが、説明もなくあたりまえに描かれているところも、わたしにとってはリアルでよかったのです☆(わたしもたぶんそういうものをメインに生きているので・・・そのほうが合っていることが多いので☆)

二郎さんが最後に言った“ありがとう”は、本当にきれいなありがとうだった・・・
きれいなひとは、まっすぐに生きようとしなくてもまっすぐにしか生きられないんだ、と想う。

この映画をつくられた宮崎さんも、もちろんとても優しくて綺麗で・・・まっすぐなかただと想います☆


実はこの映画と、もう1本“終戦のエンペラー”とを2本立てで観たので、“風立ちぬ”は、すべてがファンタジーみたいに感じました(終戦のエンペラーは、全編戦争のリアルな現実だったのです☆)。こちらは・・・戦争が終わった当時、日本人もアメリカ人もなく、こころのあるひとたちが全力で日本を救ったお話しでした。個人同士は誰ひとり憎みあっていないのに、戦争って誰が何のためにするんだろう?という素朴な疑問がまた胸の中にわいたのを感じていました・・・

こんなinterviewを貼ってみます☆
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/ghibli/cnt_eventnews_20081028a.htm
あたりまえのように歯車になれ、みたいな流れにはもちろん乗りたくないけれど、反対にわたしはこのご意見に賛成でもあるのです・・・☆


関係ないけれど、中田ヤスタカ氏×きゃりースタートレック!!っていうコラボ映像をぺたり☆★☆きゃりーとこしじまさんの区別がつかないけど、おもしろい☆☆☆この挿入歌のためだけに観にいきたいくらい!!!KISS&HUG
YUKO